シンガポールに1ヶ月滞在することが決まったとき、私が特に悩んだことのひとつが宿泊先選びでした。
数日間の旅行ならホテルを予約すれば済みますが、1ヶ月となると話は少し変わります。
費用はもちろん、通勤のしやすさ、キッチンや洗濯機の有無、セキュリティ、部屋の快適さなど、考えなければならないことがたくさんあります。
私は今回、日本からシンガポールへ研究インターンに来るにあたり、ホテル、コリビング、サービスアパートメントなど、さまざまな滞在方法を比較しました。
この記事では、実際に宿泊先を探した経験をもとに、シンガポールに約1ヶ月滞在する場合の選び方と、私が重視したポイントを紹介します。
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1. シンガポールで1ヶ月の宿泊先を探すのは意外と難しい
シンガポールは、短期旅行から長期滞在までさまざまな宿泊施設がある都市です。
しかし、1ヶ月という滞在期間は、宿泊先を選ぶうえで少し中途半端に感じました。
ホテルなら比較的簡単に予約できますが、長期滞在では費用が大きくなりがちです。一方、一般的な賃貸住宅には契約期間や入居条件があり、旅行者や短期インターン生が気軽に借りられるとは限りません。
そのため、私が中心に検討したのは次の3つでした。
- ホテル
- コリビング(Coliving)
- サービスアパートメント(Serviced Apartment)
それぞれにメリットとデメリットがあるため、予算だけでなく、滞在中の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切だと感じました。
2. ホテル・コリビング・サービスアパートメントを比較
ホテル:手軽さと快適さを重視する人向け
ホテルの最大のメリットは、予約からチェックインまでの手続きが比較的簡単なことです。
清掃サービスやフロント対応があり、初めてのシンガポール滞在でも安心感があります。
一方で、1ヶ月間宿泊すると費用が高くなりやすく、客室によってはキッチンや洗濯設備がありません。
毎日外食する場合は、宿泊費だけでなく食費も考える必要があります。
こんな人におすすめ
- 滞在期間が比較的短い
- 自炊をする予定がない
- ホテルのサービスや利便性を重視したい
- 予約やチェックインの手間をできるだけ減らしたい
コリビング:費用と生活のしやすさのバランスを重視する人向け
コリビングは、個室などのプライベートな空間を確保しながら、キッチンやランドリー、ラウンジなどを共用するタイプの住まいです。
施設によっては家具やWi-Fiが備わっていて、短期滞在でも生活を始めやすいのが魅力です。
ただし、キッチンや洗濯機が共用の場合、ほかの入居者と利用時間が重なることがあります。
また、同じ施設でも部屋の広さ、窓の有無、バスルームの仕様などが異なるため、予約前の確認が重要です。
こんな人におすすめ
- 数週間から数ヶ月滞在する
- 自炊や洗濯をしたい
- 家具付きの部屋を探している
- プライベート空間と共用設備の両方が欲しい
サービスアパートメント:自宅に近い環境で過ごしたい人向け
サービスアパートメントは、家具や生活設備を備えた滞在施設です。
物件によっては室内にキッチンや洗濯機があり、ホテルよりも日常生活に近い環境で過ごせます。
長期滞在には魅力的ですが、施設によって料金体系や最低宿泊日数、清掃頻度などが異なります。
こんな人におすすめ
- 自炊を中心に生活したい
- 共用スペースの利用を減らしたい
- 部屋で過ごす時間が長い
- ホテルよりも自宅に近い環境を求めている
3種類を比較すると?
| 比較項目 | ホテル | コリビング | サービスアパート |
|---|---|---|---|
| 予約の手軽さ | ◎ | ○ | ○ |
| 自炊設備 | △ | ○ | ○〜◎ |
| 洗濯設備 | 施設による | 共用が多い | 施設による |
| プライバシー | ◎ | ○ | ◎ |
| 長期生活のしやすさ | ○ | ◎ | ◎ |
| 1ヶ月の費用 | 高くなりやすい | 幅広い | 幅広い |
※設備や料金は施設によって大きく異なります。
3. 私が宿泊先を選ぶときに重視した5つの条件
今回の研究インターンでは、観光旅行とは違い、平日は研究施設へ通う生活になります。
そのため、宿泊費だけで決めるのではなく、毎日の暮らしをイメージしながら候補を比較しました。
① 通勤しやすい立地
最初に考えたのは、研究施設へのアクセスです。
シンガポールはMRTやバスが発達していますが、毎日の通勤となると、乗り換えの回数や駅・バス停までの距離も重要になります。
家賃が少し安くても、通勤時間が長くなると毎日の負担が大きくなる可能性があります。
私は、研究施設までのアクセスに加えて、スーパーや飲食店に行きやすいかも確認しました。
② セキュリティと安心感
海外での一人暮らしでは、安心して過ごせる環境も大切にしたいポイントでした。
特に確認したのは、建物へのアクセス方法、部屋の施錠、共用スペースの利用者、周辺の雰囲気などです。
女性専用の居住エリアやシェア条件があるかどうかも、私にとっては重要な判断材料でした。
③ キッチンと洗濯設備
1ヶ月の滞在では、毎日の食事と洗濯も欠かせません。
外食だけに頼るのではなく、ときどき自炊もしたかったので、キッチンが利用できることを条件に入れました。
また、洗濯機や乾燥機が使えるか、追加料金がかかるか、利用時間に制限があるかも確認しておくと安心です。
④ 窓と部屋の快適さ
意外と見落としやすいのが、部屋の窓や採光です。
宿泊施設の写真だけでは、窓があるのか、自然光が入るのか、外が見えるのかが分からないこともあります。
私は約1ヶ月過ごす部屋なので、窓の有無を特に重視しました。
予約前には、部屋タイプごとの写真や設備を確認し、不明な点は施設へ問い合わせるのがおすすめです。
⑤ 宿泊費だけでなく総額で考える
宿泊先を比較するときは、表示されている1泊料金や月額料金だけではなく、最終的な支払額を見るようにしました。
特に確認したいのは、次のような項目です。
- 税金やサービス料が含まれているか
- デポジットが必要か
- 光熱費やWi-Fiが含まれるか
- 清掃費やランドリー代が別途必要か
- キャンセル・返金条件はどうなっているか
最初に安く見えた物件でも、追加費用を含めると予算を超える場合があります。
4. 私がOrchard周辺を選んだ理由
今回、私はOrchardエリア周辺に滞在することにしました。
Orchardはショッピングモールや飲食店が集まるエリアとして知られていますが、私にとって魅力的だったのは、生活に必要なものをそろえやすいことでした。
スーパーやカフェが利用しやすく、MRTやバスで移動する際にも便利な立地です。
また、研究インターン中は平日に自由な時間が限られるため、仕事帰りに買い物や食事を済ませやすいこともメリットだと考えました。
もちろん、Orchard周辺は宿泊費が高くなる場合もあります。
そのため、立地の便利さと費用のバランスを見ながら、候補を比較しました。
5. 実際に選んだのはコリビングタイプの滞在施設
いくつかの候補を検討した結果、私は家具付きのコリビングタイプの施設を選びました。
決め手となったのは、次のような点です。
- 約1ヶ月の滞在に対応していたこと
- 通勤や買い物に便利な立地だったこと
- キッチンを利用できること
- 洗濯・乾燥設備があること
- 部屋の条件や共用エリアについて事前に確認できたこと
宿泊先探しでは、候補によって設備や部屋の条件がかなり違うことを実感しました。
特に、写真では分からない部分については、予約前に問い合わせて確認することが大切だと思います。
入居して最初に感じたこと
実際にシンガポールでの生活が始まり、ホテルとは違って、買い物や自炊、洗濯などを自分のペースで組み立てる生活になりました。
共用キッチンやランドリーがあることは便利ですが、日常的に使う設備だからこそ、使いやすさや清潔さも重要だと感じています。
まだ滞在が始まったばかりなので、長期的な住み心地については、もう少し生活してから改めて紹介したいと思います。
6. シンガポールの宿泊先を探す方法
宿泊先を探すときは、最初から1つの施設に絞らず、複数の予約サイトや施設の公式サイトを比較するのがおすすめです。
私はまず、希望するエリアや予算を決めてから、ホテルや長期滞在向け施設を調べました。
一般的なホテルを比較する場合は、Trip.comなどの宿泊予約サイトも便利です。
検索するときは、1泊料金だけでなく、実際に滞在する日程を入力したうえで総額を比較することが大切です。
また、コリビングやサービスアパートメントの一部は一般的なホテル予約サイトに掲載されていない場合もあるため、施設の公式サイトも併せて確認すると選択肢が広がります。
7. 1ヶ月のシンガポール滞在で、宿泊先選びに失敗しないために
今回の経験を通して感じたのは、最も安い宿泊先が、必ずしも自分にとって最適とは限らないということです。
短期旅行なら多少不便でも我慢できるかもしれませんが、1ヶ月の滞在では毎日の小さな不便が積み重なります。
通勤時間、キッチン、洗濯設備、セキュリティ、部屋の快適さなど、自分にとって譲れない条件を先に決めておくと、宿泊先を比較しやすくなります。
私の場合は、研究インターンに集中しながら、海外での生活そのものも楽しめる環境を選ぶことを大切にしました。
これからシンガポールで短期留学、研究インターン、出張、ワーケーションなどを予定している方の参考になれば嬉しいです。
まとめ|1ヶ月滞在なら「暮らしやすさ」も大切
シンガポールで1ヶ月滞在するなら、ホテル、コリビング、サービスアパートメントにはそれぞれ異なる魅力があります。
ホテルは手軽さ、コリビングは共用設備を活用した生活、サービスアパートメントは自宅に近い環境を重視する人に向いています。
私は今回、立地、セキュリティ、キッチン、洗濯設備などを比較してコリビングタイプの施設を選びました。
今後は、実際に生活してみて分かったことや、シンガポールでの生活費についても紹介していく予定です。
海外研究インターンの準備については、こちらの記事もぜひご覧ください。
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